まほの毎日

夫と子ども二人と地方に住んでいます。日常を書きたいと思います。

20220704_男女共同参画白書①

「もはや昭和ではない」という、平成で何してたの?をこんなにも短い言葉で糾弾してしまった男女共同参画白書 令和4年度版を読んでいる。

 

男女共同参画白書 令和4年版 | 内閣府男女共同参画局 (gender.go.jp)

 

自分も夫婦と子どもの専業主婦世帯であるし、かつては共働き世帯であったので、共感するところ、そうかな?と思う所、様々あると思いながら読んでいる。

 

まず、新型コロナが男女共同参画が全然進んでいなかったことを改めて顕在化した、とのこと。2ページ目からすごいグラフが登場し、目を奪われる。R2.4に非常事態宣言が出された時の女性の失業者は、男性の約3倍の63万人。男女の賃金格差は、大卒女性と高卒男性がほぼ同水準。

内閣府男女共同参画白書 令和4年版」より

内閣府男女共同参画白書 令和4年版」より

パートで149万円以下になるように就業調整をするひとが300万人いるような制度設計が男女共同参画を妨げているように言われるけど、フルタイム勤務は横ばいなんだから、パート女性が増えたのは生活が苦しいからじゃないの?

 

フルタイムで働いても男女賃金差がこれだけあれば、子どもに手をかけられず生活が荒れることと、得られる給与の少なさの経済性を考えた結果の多くの女性のコンセンサスが、就業調整なんじゃないかな。

 

だから、149万円の上限を引き上げることの前に、男女賃金差開示を義務づけた政策に賛成です。

 

男女の賃金差 開示義務化へ 従業員300人超の企業 厚生労働省 | NHK

 

総務省男女共同参画白書 令和4年版」より

雇用者としてフルタイム就業で共働きしたら、どうしたって生活は荒れる。子供ができて、生活の管理の仕事量が増えて、どちらかがお金と生活を分担することになったとき、賃金が低いほうが生活を担うほうが経済性が高いもんね。

 

今日はここまで。