20220614_食洗機と絵本
子どものころ、大好きで何度も繰り返し読んだ絵本を、図書館で見つけた。
ある日、独身・自炊のおじさんは疲れていて、お皿洗いができなかった。その日から使ったお皿は溜まる一方、家中の皿や花瓶を使い果たしてしまった。
そしておじさんは名案を思い付く。
トラックの荷台に汚れたお皿を載せて、ザーザー降りの雨の中、走り回った。お皿はぴかぴかに!!
幼稚園児の私は、「お皿を手で洗わなくていいなんて、サイコー!」と思ったのだった。
そして、私はここ10年、食洗機を使っている。ドイツ製だ。
手洗い時代は、水切りかごに洗った食器を雑に積み重ねた結果、山が崩れて皿やグラスが割れる、という経験を何度もした。
だから、水切りかご進化系の日本製の食洗機ではなく、かごが引き出せて、雑な私でも並べて入れやすい海外製食洗機を選んだ。
大きさは45センチと60センチがあるが、迷わず60センチにした。
理由は3点だ。
・鍋を洗いたい(食後に鍋を洗いたくない)
・(当時)値段の差が5万円ぐらいだった
・消費電力が同じ
すでに食洗機の存在が日常なので、ことさら日々ありがたみを感じているわけではないけれど、生活に欠かせない道具になっている。
絵本をみつけて、子どもの頃の夢がかなっているってことなのかなと思った。